ジャコビニ・ツィナー彗星(ジャコビニ・ジンナー彗星、ジャコビニ・ツィンナー彗星、ジャコビニ・チンナー彗星とも。英語: 21P/Giacobini-Zinner、略称:Comet G-Z)は公転周期6.55年の周期彗星。1900年12月20日にミシェル・ジャコビニが発見し、1913年10月23日にエルンスト・ツィナーが再発見した。ジャコビニ・ツィナー彗星は10月りゅう座流星群(旧称ジャコビニ流星群)の母天体である。なお、ツィナーの再発見まではジャコビニ彗星と呼んだが、現在ではジャコビニ彗星は別の彗星の名前である。 核の直径は2.0km。2018年の回帰の際には見かけの等級がいつもは12~13等級であったのに対し7等級近くにまで達した。1946年の回帰のときには地球に0.26 auまで接近し、見かけの等級は6まで達した。