コンテンツにスキップ

LILO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
LILO
LILOのブートメニュー
開発元 Werner Almesberger (1992–1998), John Coffman (1999–2007), Joachim Wiedorn (2010-)
最新版
リポジトリ ウィキデータを編集
サポート状況 終了
種別 ブートローダ
ライセンス

BSDライセンス

 
公式サイト https://www.joonet.de/lilo/
テンプレートを表示

LILO(リロ、ライロウ)はLinuxに使われるブートローダである。LInux LOaderからこの名が取られている[2]

Linux標準のブートローダとして昔から使用されている。Windowsなど別のオペレーティングシステムもブートできる。ブートイメージの保存場所をディレクトリ構造ではなくセクタ位置(ハードディスク上の物理的な位置)として認識する。

そのためカーネルを再構築するなどしてブートイメージを作り直した場合やLILOの設定ファイルlilo.confを変更した場合は、LILOへそれを報告しなければならない。そのためのコマンド/sbin/liloコマンドである。このコマンドによってブートイメージの新しいセクタやlilo.confの内容がLILOへ報告される。このコマンドを実行し忘れるとブートイメージを読み込めなくなって起動に失敗したり、lilo.confの内容が全く反映されなかったりといったことが起こる。

LILOは2000年以後主流のGRUBと違いシェルを持っていない。

現LILO開発者は、2015年12月をもって開発を終了し、その後は後継者を募集している。

脚注

[編集]
  1. ^ Wiedorn, Joachim (2015年11月22日). “LILO Bootloader for GNU/Linux”. 2021年1月16日閲覧。
  2. ^ BootLoader > Lilo”. 2021年1月16日閲覧。
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy