EAST END×YURI
EAST END×YURI(イーストエンド プラス ユリ)は、日本のラップ・ユニット。
来歴
[編集]1994年
[編集]2月、東京パフォーマンスドールの市井由理の友人だったEAST ENDが、市井の新宿シアターアプルで行われたライブにゲスト出演。現地で観ていたファイルレコード社長・佐藤善雄の鶴の一声で「EAST END×YURI」を結成。
6月、デビュー・ミニ・アルバム『denim-ed soul』をリリース。レコード発売記念ライブを西麻布YELLOWで行う。
8月、『denim-ed soul』から、1st Single『DA.YO.NE』をエピックレコードジャパンよりシングルカット。当初のセールスは不調。NORTH WAVEとタワーレコード札幌店の強力プッシュにより、まず北海道で『DA.YO.NE』がブレイクする。その後、広島・九州・仙台・関西などの地方で人気が上がる(その後、カバーでこれらの地方バージョンが発売される)。最終的にミリオンセラーを記録、最高位3位を獲得。「英語以外のラップによるCD売上記録」としてギネスブックに掲載された[1]。
1995年
[編集]2月、ユニットとして2nd Single 『MAICCA〜まいっか』を発売。初登場3位。「DA.YO.NE」と共にベストテンにチャートインし、共に新語・流行語大賞にノミネートされた。この時点でROCK-Teeが方向性の違いにより脱退。
4月、3rd Single『いい感じ やな感じ』発売。
6月、初のフル・アルバムで2枚目のアルバム『denim-ed soul 2』発売。グループセールスが合わせて400万枚を突破。
7月、『denim-ed soul 2』より、4th Single『何それ』をシングルカット。
12月、5th Single『ね』発売。大晦日、第46回NHK紅白歌合戦に出場(ヒップホップグループとして初めて)。
1996年
[編集]5月、6th Single『日曜の朝の早起き』発売。その後、ユニット活動は消滅。
2022年
[編集]9月18日、GAKU-MCが所属する音楽ユニット・ウカスカジーのライブにシークレットゲストとして出演。26年振りにパフォーマンスを行った[2]。
メンバー
[編集]- GAKU - MC担当。
- YOGGY - DJ担当。
- YURI (市井由理) - ラップ担当。
- ROCK-Tee - DJ担当。「DA.YO.NE」発売後の1995年に、EAST ENDを一時脱退(その後、2002年のEAST ENDの活動再開と共に復帰)。
ディスコグラフィ
[編集]1stアルバム『denim-ed soul』はファイルレコード、その他の作品はEpic/Sony Recordsよりリリース。
シングル
[編集]- DA.YO.NE (1994年8月21日発売)
- MAICCA〜まいっか (1995年2月13日発売)
- いい感じ やな感じ (1995年4月21日発売)
- 何それ (1995年7月21日発売)
- ね (1995年12月1日発売)
- 日曜の朝の早起き (1996年5月22日発売)
アルバム
[編集]# | 発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 備考 |
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1 | 1994年6月25日 | denim-ed soul | CD |
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2 | 1995年6月21日 | denim-ed soul 2 | ESCB1590 |
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映像作品
[編集]- denim-ed soul video (1995年7月21日発売)
- VHSのみで発売。ミュージック・ビデオ集。
ゲーム
[編集]- eexy life (PlayStation)
出演
[編集]音楽番組
[編集]NHK紅白歌合戦出場歴
[編集]年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 |
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1995年(平成7年)/第46回 | 初 | DA.YO.NE | 02/25 | trf |
- 注意点
出演順は「出演順/出場者数」で表す。
ラジオ
[編集]- オールナイトニッポン(火曜2部、1995年4月11日 - 1996年10月1日)
CM
[編集]書籍
[編集]- EAST END × YURI(1995年)
- 人気絶頂期に出されたインタビューや写真、当時FUNKY GRAMMAR UNITの写真などの載せた公式本。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 「子供だってラクじゃない!」をヒットさせたジョルディーと共に掲載。イアン・カステロ=コルテス(編)、田中孝顕(日本語版監修)『ギネスブック 2000』きこ書房、1999年、125頁。ISBN 4877715088
- ^ “ウカスカジー(桜井和寿×GAKU-MC)のライブのアンコールに、まさかの“EAST END×YURI”が降臨”. THE FIRST TIMES. 2022年12月19日閲覧。