コンテンツにスキップ

白田秀彰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白田 秀彰
(しらた ひであき)
人物情報
生誕 白田 秀彰
(しらた ひであき)
(1968-04-03) 1968年4月3日(56歳)
日本の旗 日本宮崎県延岡市
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
出身校 一橋大学法学部
学問
時代 平成時代前期 -
活動地域 日本の旗 日本
学派 自由主義
研究分野 法学
知的財産権
情報
憲法学
法制史
基礎法学分野[1]
研究機関 法政大学
一橋大学
武蔵野美術大学
明治大学
山梨学院大学
学位 博士1996年
特筆すべき概念 言い出しっぺの法則
主要な作品 『コピーライトの史的展開』
『インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門』
「新日本国憲法ゲンロン草案」(『思想地図βVol.3 日本2.0』所収、東浩紀らと共同)
影響を受けた人物 ローレンス・レッシグ
東浩紀
その他多数
学会 講談社三菱総研Smart Community研究会
国際大学GLOCOMメディア産業基本法検討委員会
全国求人情報誌協会インターネット求人・求職情報研究会
通産省/SOFTiCプログラム特許研究会
日米法学会
比較法学会
文化庁/著作権情報センター著作権政策研究会
法とコンピュータ学会
労働省インターネット労働市場整備研究会
(所属学会[1]
テンプレートを表示

白田 秀彰(しらた ひであき、1968年昭和43年)4月3日 - )は、日本法学者。学位は博士一橋大学・1998年(平成10年))。職業的な専門は知的財産権情報であるが、法制史文化史憲法学などについても積極的な研究活動や発言を行っている。法政大学社会学部准教授宮崎県延岡市出身。

経歴・人物

[編集]

1987年(昭和62年)、宮崎県立延岡高等学校卒業一橋大学法学部1992年(平成4年)卒業。同大大学院に進学。

博士号取得後、複数の大学で非常勤講師を務める。1999年(平成11年)、法政大学社会学部専任講師に就任。2001年(平成13年)より同大学助教授(2007年(平成19年)の呼称変更に伴い准教授となる)。

2002年(平成14年)以降、東京都国立市喫茶店「ロージナ茶房」で不定期開催の勉強会「ロージナ茶会」を主宰。

著書『インターネットの法と慣習』において「ネットワーク利用者の政治的組織が必要」「名前を持って責任主体として活動する人々が必要」と訴える中、「言いだしっぺ」[2]として2007年(平成19年)、小寺信良コラムニストAV音響機器評論家)・津田大介IT音楽ジャーナリスト)らと共にインターネット先進ユーザーの会(MiAU)を設立する。同年12月31日、「組織活動やら規則やらになじまず」として脱退。

趣味音楽鑑賞オーディオコンピュータいじり・自転車革細工

2012年(平成24年)現在、法政大学社会学部准教授の他に、一橋大学法科大学院武蔵野美術大学デザイン情報学科非常勤講師。

研究・主張

[編集]

インタビュー

[編集]

略歴

[編集]
  • 1987年(昭和62年)、宮崎県立延岡高等学校普通科卒業
  • 1988年(昭和63年) - 1992年(平成4年)、一橋大学法学部在籍、卒業(卒業論文は「デジタルコードの法的保護」)
  • 1992年(平成4年) - 1994年(平成6年)、一橋大学大学院法学研究科修士課程(修士論文は「イギリスにおけるコピーライトの史的展開」)
  • 1994年(平成6年) - 1997年(平成9年)、一橋大学大学院博士後期課程単位取得退学
  • 1997年(平成9年) - 1998年(平成10年)、日本学術振興会特別研究員
  • 1997年(平成9年) - 博士学位請求論文を提出し、1998年(平成10年)、博士取得(博士論文は「英米法系コピーライトに関する歴史的研究」)
  • 1998年(平成10年) - 1999年(平成11年)、山梨学院大学法学部非常勤講師
  • 1999年(平成11年) - 2001年(平成13年)、明治大学二部法学部非常勤講師
  • 1999年(平成11年) - 法政大学社会学部専任講師
  • 2000年(平成12年) - 一橋大学法学部非常勤講師
  • 2001年(平成13年) - 武蔵野美術大学非常勤講師
  • 2002年(平成14年) - 法政大学社会学部助教授(2007年(平成19年)、准教授
  • 2002年(平成14年) - 国立国会図書館納本制度審議会専門委員(2003年(平成15年)5月まで)、一橋大学情報処理センター「ネットワーク・ライセンス講習会」講師(2004年(平成16年)4月まで)、コブネ総研名誉顧問
  • 2005年(平成17年) - 内閣府知的財産本部コンテンツ政策専門委員(2005年(平成17年)3月まで)、国分寺市情報公開・個人情報保護審議会委員、経済産業研究所デジタルコンテンツの生産・流通を促進する法制度に関する研究会委員(2006年(平成18年)2月まで)
  • 2006年(平成18年) - 内閣府知的財産本部デジタルコンテンツの新たな法制度に関する研究会委員
  • 2007年(平成19年)、MIAU発起人、同年12月31日、「組織活動やら規則やらになじまず」として脱退

論文

[編集]

著書

[編集]

単著

[編集]

青空文庫

[編集]
  • 『もう一つの著作権の話』、1998年
  • 『もう一つのプライバシーの話』、1999年
  • 『グリゴリの捕縛』
  • 『著作権の原理と現代著作権理論』
  • 『ハッカー倫理と情報公開・プライバシー』

その他の電子書籍

[編集]
  • 『我がTOSO』(「白田秀彰個人論文集」)、ロージナ茶会、2010年[3]
  • 『知識資本論』、ロージナ茶会、2010年[4]

共編著

[編集]

出演

[編集]

テレビ

[編集]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy