林屋庄五郎
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林屋 庄五郎(はやしや しょうごろう、生没年不詳)は、江戸時代末期の浮世絵版元である。江戸・米沢町(よねざわちょう。現・東京都中央区東日本橋[1][2])一丁目に店を構える[3]。
版行物
[編集]- 歌川広重、異体隷書東海道、嘉永年間(1848年-1853年)前期、横大判、10枚確認[4][5][6]。
- 歌川国貞、当世好男子伝、安政6年(1859年)、大判3枚揃[注釈 1]。
- 落合芳幾、見立て似たかきん魚、文久3年(1863年)、大判3枚揃[3][7]。
- 豊原国周、朝参花万灯、文久3年(1863年)、大判3枚揃[8][3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ “The Series A Modern Shuihuzhuan (Tôsei suikoden)”. ボストン美術館. 2022年1月15日閲覧。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 大鳳閣書房 編『浮世絵大家集成 続4』大鳳閣書房、1933年7月20日。
- 石井研堂「稿本広重版画目録大成」『浮世絵志』第2号、芸艸堂、1929年2月1日、13-18頁。
- 内田実『広重』岩波書店、1932年4月25日。
- 丹波恒夫『広重一代』朝日新聞社、1965年3月15日。
- 鈴木重三『広重』日本経済新聞社、1970年11月25日。
- 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典13東京都』角川書店、1978年10月27日。
- 菊池貞夫、小林忠、村上清造「林屋庄五郎」『原色浮世絵大百科事典3 様式・彫摺・版元』大修館書店、1982年4月15日、141頁。
- 人文社編集部編『切絵図・現代図で歩く江戸東京散歩』人文社、2002年7月。ISBN 4-7959-1290-4。
- 日野原健司 著、太田記念美術館 編『落合芳幾』2018年8月2日。