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布勢 大海(ふせ の おおうみ/おおあま、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・主税頭。
桓武朝初頭の延暦2年(783年)正月に右大臣・藤原是公、大納言・藤原継縄、中納言・大伴家持ら新体制の任官が行われた日に[1]、大海も従五位下に叙爵し、まもなく典薬頭に任官している。延暦4年(785年)正月に主殿頭に任ぜられるが、7月には美作介として地方官に遷る。延暦8年(789年)主税頭として京官に復した。
『続日本紀』による。