コンテンツにスキップ

京都レコード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

京都レコード(きょうとレコード)は1970年代から1980年代にかけ関西を中心に活動した、音楽制作会社のレーベル名及び通称である。2002年に撤退した。

現在、京都市山科区に同名の会社が存在するが全くの別会社である。

社名の変遷

[編集]

社名は以下のように変遷している。

  • ペップミュージックサービス→京都レコード→KYOTO RECORD→インタースペースキョートレコード(ISKR)

解説

[編集]

ペップミュージックサービス(中川秀雄代表)は、1970年代から河島英五をはじめとするアーティストを抱えていた(詳細は後述)。

数多のレコード会社にレーベルを設立、ワーナー・パイオニアKYOTO RECORD東芝EMI平安京レコードと名乗る事もあった。

SMSレコード渡辺プロダクションが新設したレコード会社)からも堀口ノアや花環敬子らが発売、また河島英五の個人レーベルとしてガリーバーレコードを設立。この他大手レコード会社を通さず、現在で言うインディーズのような形で発売される作品もあった。

京都音楽祭(1990年代のものとは別物)の主催も行い、関西近辺のアーティストの発掘に力を注いでいた。

東京にも拠点を構えたが、1980年代後半には所属アーティストの独立等もあり勢力が衰えていった。

2000年代に入っても音楽出版社として存続したが、2002年、TBS系列の音楽出版会社日音に版権を売却、音楽事業から撤退。

主な所属アーティスト

[編集]
他多数

復刻・その他

[編集]

河島英五あのねのねを中心にCD化され、片山知子、タンポポも一部CD化されているが、エレックレコードURCレコードの様な大規模な復刻はされていない。

2006年7月13日に東京江古田マーキーで、堀口ノアあらい舞のジョイントライブが27年振りに開催された。京都レコード消滅後元所属アーティスト同士のジョイントライブはこれまで皆無であった。

脚注

[編集]
pFad - Phonifier reborn

Pfad - The Proxy pFad of © 2024 Garber Painting. All rights reserved.

Note: This service is not intended for secure transactions such as banking, social media, email, or purchasing. Use at your own risk. We assume no liability whatsoever for broken pages.


Alternative Proxies:

Alternative Proxy

pFad Proxy

pFad v3 Proxy

pFad v4 Proxy