シャイアン (映画)
表示
シャイアン | |
---|---|
Cheyenne Autumn | |
監督 | ジョン・フォード |
脚本 | ジェームズ・R・ウェッブ |
原作 | マリ・サンドス |
製作 | バーナード・スミス |
出演者 |
リチャード・ウィドマーク キャロル・ベイカー ジェームズ・スチュワート アーサー・ケネディ エドワード・G・ロビンソン カール・マルデン |
音楽 | アレックス・ノース |
撮影 | ウィリアム・H・クローシア |
編集 | オソー・ラヴァリング |
製作会社 |
ワーナー・ブラザース ジョン・フォード・プロダクションズ バーナード・スミス・プロダクションズ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
公開 |
1964年10月3日 1964年12月19日 |
上映時間 | 154分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $4,200,000[1] |
配給収入 | 3億1481万円[2] |
『シャイアン』(Cheyenne Autumn)は、1964年のアメリカ合衆国の西部劇映画。
『駅馬車』でインディアンを悪玉として描いたジョン・フォード監督が一転、アメリカ政府のインディアン政策に翻弄されるシャイアン族の悲劇を描いた作品[3]。
ストーリー
[編集]1878年、アメリカ政府の政策によって、インディアンは皆、居留地に強制移住させられた。
シャイアン族もその例外ではなく、故郷のイエローストーンから強制移住させられた彼らは病気と飢えのため、3分の2程が死んでいった。
そこで、族長のリトル・ウルフとダル・ナイフは相談の結果、生き残った同胞を連れてイエローストーンに帰ることを決定する。しかし、それを知った政府はすぐさま討伐軍を派遣する。
討伐軍の将校アーチャー大尉はシャイアン族に同情的ではあったが、一行の中に婚約者のデボラがいる事を知り、任務のため追討しなければならなかった。
やがて両者の間で、過酷な戦いが始まる。
キャスト
[編集]役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | |||
---|---|---|---|---|---|
NHK総合版 | NET版 | フジテレビ版 | |||
トーマス・アーチャー大尉 | リチャード・ウィドマーク | 大塚周夫 | |||
デボラ・ライト | キャロル・ベイカー | 野口ふみえ | 鈴木弘子 | 二木てるみ | |
ワイアット・アープ | ジェームズ・スチュワート | ||||
ドク・ホリデイ | アーサー・ケネディ | ||||
カール・シュルツ | エドワード・G・ロビンソン | 早野寿郎 | |||
ウェッセルス大尉 | カール・マルデン | 鈴木昭生 | 島宇志夫 | ||
リトル・ウルフ | リカルド・モンタルバン | 納谷悟朗 | |||
ダル・ナイフ | ギルバート・ローランド | 小林清志 | 久松保夫 | ||
レッド・シャツ | サル・ミネオ | 古谷徹 | |||
スペイン人の婦人 | ドロレス・デル・リオ | ||||
ブレア少佐 | ジョン・キャラダイン | ||||
スコット中尉 | パトリック・ウェイン | ||||
ハリー・ケリー・ジュニア (クレジットなし) |
|||||
ビング・ラッセル (クレジットなし) |
|||||
ベン・ジョンソン (クレジットなし) |
参考文献
[編集]- ^ “Cheyenne Autumn (1964) - Box office / business” (英語). IMDb. 2015年9月10日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)221頁
- ^ ピーター・ボグダノヴィッチ著『インタビュー ジョン・フォード 全生涯・全作品』(九芸出版)で、ジョン・フォード監督は「前々から作りたいと念じていた作品だ。私は映画の中で数多くのインディアンを殺してきたからな。」と語っている。
- ^ “アーカイブス放送履歴”. NHK. 2018年11月18日閲覧。