MGM-166 LOSAT(ローサット、Line-of-Sight Anti-Tank)は、アメリカ軍が開発していた対戦車ミサイルである。 成形炸薬弾を使用する通常の対戦車ミサイルと異なり炸薬は搭載せず、超高速で飛翔しミサイル本体の運動エネルギーで目標を撃破する運動エネルギーミサイルであった。実射試験などで良好な結果を残したものの、高コストだったことに加えて、ミサイル自体のサイズや重量による各種制約などの問題が存在したことから、2004年に開発中止となった。