39箇条(さんじゅうきゅう かじょう、The Thirty-Nine Articles)は、イングランド国教会が16世紀の神学論争の終止符を打つために、議会で受け入れた教義要綱である。この要綱で、カトリック教会、アナバプテスト派、改革派教会に対してイングランド教会の教理的立場を明らかにした。聖公会大綱とも呼ばれる。 聖公会の教義的立場を明確にする箇条ではあるが、全ての聖公会の教会が信徒に同意を義務付けるものではない。日本聖公会はその設立時に採用を見合わせた。