関係データベース管理システム(かんけいデータベースかんりシステム)またはリレーショナルデータベースマネジメントシステム(英語: relational database management system、略称:RDBMS)は、関係データベース (RDB) の管理システムである。RDB がデータベースの種類を示すのに対して、RDBMS は RDB の実装を示す。標準問い合わせ言語として SQL を用いたアクセスを行うため、相対する言葉として RDBMS 以外のデータベースを意味する NoSQL (Not only SQL) がある。 2007年の時点では、広く知られていてまた広く使われているデータベースのほとんどは関係データベースであったが、その後NoSQLが発展したため必ずしもそうとは言えなくなっている。 SQLを扱うRDBMSが表を使って演算を行う事から、全く異なる用途の表計算ソフトと間違えられる事もあるが、RDBMSでは、データの形式は表に限定されておらず、表計算ソフトのように見た目に分かりやすい表を作る事が目的ではない。あくまでも、必要なデータを必要な時に素早く引き出して他のソフトウェアに提供する事が目的である。