『赤頭巾ちゃん気をつけて』(あかずきんちゃんきをつけて)は、日本の小説家・庄司薫の小説。学生運動を背景に日比谷高校の生徒、「庄司薫」の生活を軽妙な文体で描いた作品で、ベストセラーとなり映画化もされた。 『中央公論』1969年5月号に掲載された。同年7月、第61回芥川賞受賞。8月10日、中央公論社より刊行された。本書と『白鳥の歌なんか聞えない』『さよなら快傑黒頭巾』『ぼくの大好きな青髭』は、庄司薫を主人公にしたいわゆる「四部作」とされ、本書はその第一作にあたる。