プブリウス・ウァティニウス(ラテン語: Publius Vatinius、紀元前95年頃 - 紀元前42年頃)はプレブス(平民)出身の共和政ローマの政治家・軍人。紀元前47年に執政官(コンスル)を務めた。紀元前59年の護民官時代に、ガイウス・ユリウス・カエサルを5年間属州総督とする特権を与える法律を制定し、ガリア戦争でのカエサルの勝利のきっかけを作った。