『スパロボOG』シリーズ最新作がいよいよ登場
根強いファンが数多くいる、シミュレーションRPG『スーパーロボット大戦』(以下、『スパロボ』)シリーズ。同シリーズに登場するオリジナルキャラクターたちが一堂に会する『スパロボOG』シリーズの最新作がいよいよ発売される。今回は、これまでの情報をおさらい。誌面では、序盤のストーリー5話ぶんの情報も掲載しているので、ぜひチェックしてほしい。
戦いに身を投じる新たな戦士
幾度となく現れる侵略者により、危機に瀕する地球圏。しかしその都度、歴戦のパイロットや、新たな戦士たちの活躍によって平和が取り戻されてきた。本作では、またも地球圏に戦火が広がってしまうが、脅威に立ち向かい、戦場へ赴く新たな若者たちが登場する。新たに戦いに臨むことになるキャラクターたちと機動兵器を、改めて解説しよう。
声:島崎信長(※“崎”はタツサキ)
本作の主人公。ごくふつうの高校生だが、ある日突然現れたグランティードの操縦者となる。やや臆病な一面があるものの、真っすぐな性格で正義感も強い。
声:日笠陽子
頑固なところもあるが、丁寧な言葉遣いでマジメな性格の女の子。
声:茅野愛衣
控え目な雰囲気の大人しい少女。あまり自己主張をしない性格。
トーヤの前に現れた謎の機動兵器。オルゴン・エクストラクターと呼ばれる動力源で動くが、詳細は不明。格闘戦を得意とするが、遠距離攻撃武器も備えている。
声:浅野真澄
ベルゼルートのテストパイロット。クールな性格をした元軍人。
声:東山奈央
カルヴィナと行動する、活発で積極的な少女。通称はテニア。
月の重機メーカー、アシュアリー・クロイツェルが極秘に開発した機動兵器。動力源はオルゴン・エクストラクターで、おもに射撃戦を得意とする機体。
声:宮坂俊蔵
モガミ重工の社長の息子。明るい性格で、正義感が人一倍強い。
声:鈴木麗子
アキミの双子の姉。活発だが思慮深く、よく弟の抑え役に回る。
モガミ重工が開発した、量産前提のスーパーロボットの試作機。変形機構はないが、パーツの換装で特性が変わる。こちらの形態は格闘戦に特化。
ソウルセイバーのもうひとつの形態。重装甲遠距離戦装備を意味する、ガンナー・ガードの名称を持つ。運動性が低いものの、耐久性は高い。
戦闘で役立つシステムを確認
ここからは、本作の戦闘システムをひとつずつ解説していく。どのシステムも、『OG』シリーズのファンにはなじみ深いものだ。とは言え、“マキシマムブレイク”など、一部に前作までとは異なる仕様のシステムも存在するので、シリーズ経験者もしっかり目を通しておこう。これらのシステムは、どれも使いこなすことで戦いが楽になるものばかり。各システムの特徴をしっかりと理解し、間近に迫った新たな戦いに備えよう。
システム1ツインバトルシステム
戦艦以外の味方機体は、2体ひと組のユニット(ツインユニット)を組み、2体でひとつの部隊として運用することができる。ツインユニットを活用すれば、マップに出撃できる機体数が増えるほか、“ツイン精神コマンド”も使用可能になるため、攻略が楽になるはず。機体編成は自分で行う以外にも、あらかじめ設定された機体どうしが組む“ベーシックオーダー”と、レベルや移動力をもとにバランスよく編成する“バランスオーダー”という自動編成も用意されており、マップ中で編成を行うことも可能だ。そのほか、ツインユニット時に行える特殊な攻撃方法もある。以下で、それぞれの攻撃方法について詳しく解説していくので、要チェック。
▼ツインバトルシステム攻撃手段[1]“個別攻撃”で各自が攻める
個別攻撃は、敵味方がともにツインユニットの場合に使える攻撃手段。味方メインユニットは敵メインユニットを、味方サブユニットは敵サブユニットを攻撃する。敵ユニットがどちらも瀕死の際に使えば、まとめて撃破できるので便利。両方の敵のHPを減らした後、レベルの低いほかの味方にその敵を倒させ、経験値稼ぎを行うという戦法にも役立つ。
▼ツインバトルシステム攻撃手段[2]敵機を狙い撃つ“集中攻撃”
その名の通り、メインユニットとサブユニットが、敵1機に通常攻撃武器を使って攻撃を集中させる攻撃手段。敵がツインユニットの場合は、メインとサブ、どちらかの敵ユニットを攻撃対象として選択してから攻撃を行う。HPが高いザコ敵の撃破や、集中や必中などの精神コマンドを使い、手強いボスに確実に攻撃を当ててHPを減らしたい場合に効果的。
▼ツインバトルシステム攻撃手段[3]まとめて敵を狙う“全体攻撃”
1度に敵全体を狙える武器を使った攻撃手段が全体攻撃だ。相手がツインユニットの場合、2機まとめてダメージを与えられるのが特徴。また、味方のサブユニットが全体攻撃武器を使用可能な状態だと、メインユニットとともに全体攻撃を行える。
システム2ウェポンセレクト
各機体には、“換装武器”を装備させられる。換装武器は、各機体に設定されている“ウェポンゲージ”(Wゲージ)の数値内であれば、自由に着脱可能。エネルギー消費の武器が主体の機体に、実弾武器を持たせてエネルギーを温存したり、近接特化の機体に長射程の武器を配備するなど、長所も短所も補える。プレイヤーの好みが大きく出そうな要素である。
システム3機体換装
一部の機体は専用の換装パーツを持っており、インターミッション画面で自由に換装可能。換装を行うと、機体の能力や武器が一部変化する。たとえばソウルセイバーの場合、近接用の“FF”にすれば接近戦に特化。“GG”を選択すれば、近距離戦は不向きなものの、長い射程を活かした攻撃が可能になる。各ミッションの内容に応じて切り換えていこう。
システム4マキシマムブレイク
隣接する2組のツインユニットによる連続攻撃が“マキシマムブレイク”(MB)だ。最大4機の攻撃を一斉にくり出せるが、強力なぶん、発動には右に掲載した条件を満たす必要がある。前作では、一部パイロットだけが持っていた“統率”の特殊スキルで発動できたが、本作では“MB発動”のスキルを“パイロット養成”で習得させれば、誰でも発動可能になった。
※詳しくは週刊ファミ通2016年7月7日号(2016年6月23日発売)をチェック!!
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
メーカー | バンダイナムコエンターテインメント |
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対応機種 | PS4プレイステーション4 / PS3プレイステーション3 |
発売日 | 2016年6月30日発売予定 |
価格 | 各8200円[税抜](各8856円[税込] |
ジャンル | シミュレーション・RPG |
備考 | ダウンロード版は各8200円[税抜](各8856円[税込])、初回限定生産版(PS4のみ)は11800円[税抜](12744円[税込]) プロデューサー:寺田貴信、塚中健介 |