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爆笑問題所属のタイタン、所属芸人にオンラインカジノ関与発覚も “情報公開” に集まる賛辞…“報道まで沈黙” 吉本興業と明暗くっきり

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記事投稿日:2025.03.04 13:01 最終更新日:2025.03.14 19:55
出典元: SmartFLASH
著者: 『FLASH』編集部

 

 

 お笑い業界がオンラインカジノ問題に揺れるなか、お笑いコンビ「爆笑問題」やM-1王者「ウエストランド」を擁する芸能事務所・タイタンは、3月1日、公式サイトに「ご報告とお詫び」と題した文書を発表。弁護士による内部調査実施の結果、聴取対象者106名のうち、

 

《当社内部の者の中にオンラインカジノを利用したことがある者(以下、「該当者」といいます。)が4名いることが発覚いたしました》

 

 

 と報告。ギャンブルに対する社内教育が不足していたことで該当者が出てしまったことを詫びつつ、該当者に対しては、

 

《該当者の年齢、ギャンブル依存の程度、犯行態様の悪質性の程度、捜査機関に対する予断排除の必要性、内部調査の実効性確保の観点等を総合的に考慮し、弁護士等の専門家とも協議、相談のうえで現時点での公表は差し控えるべきとの判断に至りました》

 

 と語った。

 

「さらに、同社は該当者に対して、

 

《特別更生プログラム(弁護士によるマンツーマンでの研修受講など)の実施と、当社とは関係性のない外部弁護士を同伴させたうえでの捜査機関に対する任意出頭及び事情説明を行う》

 

 として、該当者への今後の対応も発表しました。もちろん、オンラインカジノを利用するのは違法な行為です。タイタンは出せるだけの情報を出し、今後の対策についてもほぼすべて “オープン” にしたかたちですね」(芸能記者)

 

 こうしたタイタンの姿勢に対し、X上ではタイタンを称賛する声があふれている。

 

《こう言う時、タイタンて毎回誤魔化したり逃げたりせず、しっかり説明責任果たして頭を下げて今後の対処もするのがすごいと思う。光代社長の方針なんだろうな》

 

《すごくわかりやすいし、丁寧このぐらいのしっかりした対応と、該当者への対処で十分だと思います》

 

《しっかり隠さず公表してお詫びが出来るタイタンは素晴らしいです。光代社長や所属芸人さんも大変だと思いますが、これからもがんばっていただきたいです》

 

 一方で、タイタンの対応と比べて、悪目立ちしてしまうのが吉本興業の対応だ。

 

「吉本興業は、2月5日にオンラインカジノの賭博容疑で、双子漫才師『ダイタク』の兄・吉本大さんと、お笑いコンビ『9番街レトロ』のなかむら★しゅんさんが警視庁から事情聴取を受けたことが報じられました。

 

 吉本は、翌6日に公式サイトで《コンプライアンス違反の疑いがあることが判明したため、現在、外部弁護士を交え、事実関係を調査中でございます》と公表。同日、“一部のタレント” の活動自粛を発表しましたが、のちに所属芸人10人弱が任意で聴取を受けたことが、毎日新聞の報道でわかりました。

 

 そんななか、2月19日には、お笑いコンビ『令和ロマン』の髙比良くるまさんが、過去のオンラインカジノ利用を認め、自ら『当面の間の芸能活動自粛』を発表。所属芸人への処分や今後の対応について、かなり後手にまわっている印象です」(同)

 

 だが、吉本にも同情すべき点はあると別の芸能ジャーナリストは語る。

 

「以前から問題視されていましたが、そもそも所属芸人の数に対して社員数があまりに少ないですからね。今回の一件は芸人への事情聴取や関係各社への連絡などで手一杯となってしまい、“吉本全体としてどう対応するか” という点まで及ばなかったのでしょう。

 

 タイタンはギャンブルに関する社内教育が不足していたことを認めた一方、吉本興業は日頃からコンプライアンス研修はしていたようで、吉本所属の漫才コンビ『ロザン』の菅広文さんは、2月7日に更新した『【吉本芸人】オンラインカジノについて』というYouTube動画のなかで、

 

『吉本の社員の気持ちを代弁すると「なんでやねん!」っていう気持ちやと思うんですよ。コンプライアンスの研修、むちゃくちゃやってるやん。オンラインカジノに関する研修もやってるんですよ、さんざん』

 

 と発言。

 

『(研修で違法だと)啓発してるから、違法という認識がなかったというのは、通用せえへんかなと思ってる』

 

 などと、厳しい口調で語っています。

 

 会社は手を尽くしていたのに、それでもオンラインカジノに手を出してしまう芸人が出てくるとすれば、それは完全に自己責任ですよね。今後は出てこなければいいのですが……」

 

 少なくとも、オンラインカジノの違法性は今回の騒動で多くの人が理解したはずだ。

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