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西村朗

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西村 朗
Nishimura Akira
生誕 (1953-09-08) 1953年9月8日
出身地 日本の旗 日本大阪府大阪市
死没 (2023-09-07) 2023年9月7日(69歳没)
日本の旗 日本東京都
学歴 東京芸術大学大学院
ジャンル 現代音楽
職業 作曲家

西村 朗(にしむら あきら、1953年9月8日[1] - 2023年9月7日[2])は、日本現代音楽作曲家東京音楽大学教授。エリザベート王妃国際音楽コンクール作曲大賞、尾高賞など受賞多数。

人物・来歴

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大阪市城東区自転車店を営む父、大阪市城東区役所職員の母の息子として生まれる。幼い頃の夢は比叡山僧侶になることであったが、小学校5年のとき入った放送部においてシューベルトの『軍隊行進曲』に触れたことでクラシック音楽に惹かれ作曲家を志す。大阪では下村米太郎・大橋博・山田光生らに教えを受けた後、大阪府立旭高等学校時代は池内友次郎に師事。東京藝術大学大学院まで矢代秋雄野田暉行に師事。1980年昭和55年)修了。

尚美学園講師などを経て、東京音楽大学・同大学大学院にて教授、東京藝術大学非常勤講師を歴任。

2003年平成15年)4月から2009年(平成21年)3月までNHK-FM現代の音楽」の番組担当を務めたのち、2009年(平成21年)4月から2012年(平成24年)3月の番組終了までNHK教育N響アワー」の司会を務めた。

2015年(平成27年)4月からは再びNHK-FM「現代の音楽」の解説を担当し、晩年の2023年7月収録分(同年9月10日放送)まで務めた[3]武満徹作曲賞2007年度、ガウデアムス作曲賞2009年度などの多数のコンペティションの審査員も務めた。

2000年(平成12年)よりいずみシンフォニエッタ大阪にて音楽監督を、2010年(平成22年)より草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル音楽監督を務めた。

作風は一貫して旋法的感覚に依拠した。かつて「弦楽四重奏のためのヘテロフォニー」が初演されたとき、その冒頭の音選択にあらためて強い違和感を覚え、直ちに旋法的なものに書き直したほどである[4]近藤譲と並んで自作の音盤化は豊富な方だが、西村の場合も「紅蓮」や「汨羅の淵より」のようにディスコグラフィーに収録されていない重要作も数多い。晩年は吹奏楽の世界へ新作を書き下ろした[5]

2023年(令和5年)9月7日午後8時12分、右上顎癌のため東京都内の病院で死去。69歳没[2][6]。新しく作曲を手掛けていた全3楽章構成のピアノ協奏曲「神秘的合一」のうち先に書かれた第2楽章が遺作となった[7]

受賞歴

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主要作品

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現在は全音楽譜出版社の専属作曲家である。かつては音楽之友社からも数作発売されていた。

管弦楽曲

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  • リムーヴス・フォア・オーケストラ
  • 二人のソプラノと管弦楽のためのセレモニー
  • オーケストラのための前奏曲
  • 管弦楽のための変容
  • 管弦楽のためのファンファーレ
  • 管弦楽のための礼楽
  • 交響曲第1番
  • 交響曲第2番「3つのオード」
  • 交響曲第3番
  • 2台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー
  • 永遠なる渾沌の光の中へ
  • 星曼荼羅
  • 鳥のヘテロフォニー
  • 光の鳥
  • メロスの光背
  • 黄昏の幻影
  • 光の雅歌
  • モノディ<単声哀歌>
  • 蓮華化生
  • 光と影の旋律
  • 光のマントラ
  • 幻影とマントラ
  • ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲
  • オーケストラのための<蘇莫者>
  • 桜人

協奏曲

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  • ピアノ協奏曲第1番「紅蓮」
  • ピアノ協奏曲第2番
  • ピアノ協奏曲「シャーマン」
  • ピアノと室内オーケストラのための「流れ-闇の訪れたあとに」
  • ピアノとオーケストラのための「神秘的合一」(遺作[9]
  • フルートと管楽と打楽器のための協奏曲
  • ティンパニ協奏曲
  • ファゴット協奏曲
  • タパス ~ファゴット、打楽器と弦楽のための協奏曲
  • クラリネット協奏曲「カヴィラ <天界の鳥>」
  • クラリネットと弦楽のための協奏曲「第一のバルド」
  • アルトサクソフォン協奏曲「エシ・イン・アニマ(魂の内なる存在)」
  • ヴァイオリン協奏曲第一番「残光」
  • ヴァイオリン協奏曲第二番「秘密~マニの光」
  • ヴィオラ協奏曲「焔と影」
  • ヴィオラと弦楽のための協奏曲
  • チェロ協奏曲
  • ギター協奏曲「天女散花」
  • オーボエ協奏曲「迦楼羅
  • オーボエ協奏曲「四神」
  • 液状管弦楽のための協奏曲
  • ハープ協奏曲「風媒」
  • 二重奏協奏曲「光の環」~ヴァイオリン、ピアノとオーケストラのための
  • 暁の音楽 ~声明、雅楽とオーケストラのための
  • ヴァイオリン、ハープ、クラリネットと管弦楽のための三重協奏曲「胡蝶夢」
  • アストラル協奏曲「光の鏡」(オンド・マルトノ協奏曲)

室内オーケストラ曲

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  • 室内交響曲第1番
  • 室内交響曲第2番
  • 室内交響曲第3番「メタモルフォーシス」
  • 室内交響曲第4番「沈黙の声」
  • 室内交響曲第5番「リンカネイション ~転生~」
  • 室内オーケストラのための「耿」
  • オルゴン 室内オーケストラのための
  • 太陽の オーケストラと篳篥のための音楽
  • ヴィシュヌの臍 ピアノと室内オーケストラのための
  • 星の鏡 ピアノと室内オーケストラのための
  • ノスタルジア
  • 華開世界

吹奏楽曲

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  • 巫楽 ~管楽と打楽器のためのヘテロフォニー
  • 秘儀I ~管楽合奏のための
  • 秘儀II ~7声部の管楽オーケストラと4人の打楽器奏者のための~
  • 秘儀III -旋回舞踊のためのヘテロフォニー - (2015年度全日本吹奏楽コンクール課題曲III、全日本吹奏楽連盟委嘱作品)
  • 秘儀IV《行進》(バンド維新2017収録曲)
  • 秘儀V《エクリプス》(浜松聖星高等学校吹奏楽部委嘱作品)〈2019〉
  • 秘儀Vl《ヘキサグラム》 (ブラス・ヘキサゴン委嘱作品) 〈2020〉
  • 秘儀Vll《不死鳥》 (広島ウインドオーケストラ結成25周年記念委嘱作品) 〈2018〉
  • 秘儀VIII《地響天籟》 (陸上自衛隊中央音楽隊70周年記念委嘱作品)〈2021〉
  • 秘儀Ⅸ《アスラ》 (Wind Orchestra Spark 委嘱作品)〈2023〉

現代邦楽

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  • 邦楽合奏のためのヘテロフォニー
  • 夢幻の光 ~雅楽管絃のための
  • 十七絃の書 ~独奏十七弦箏のための
  • 彩歌 ~箏独奏のための
  • 時の虹彩
  • 波の入り日 ~十三弦箏と十七弦箏のための
  • タクシーム ~独奏二十弦箏のための
  • 七重 ~独奏二十弦箏のための
  • 時の蜜 ~独奏三絃のための
  • 偲琴 ~二十五絃箏と低音二十五絃箏のための
  • 五面の箏のためのシャコンヌ
  • アワの歌
  • 火輪
  • 紅蓮Ⅱ ~尺八と箏のための二重協奏曲
  • 炎の幻声 ~独奏十二弦箏と弦楽合奏のための協奏曲
  • 巫幻楽
  • 赤光
  • 蛍 ~篠笛独奏のための
  • 時の陽炎 ~尺八、箏群と打楽器のための
  • 瑠璃琴 ~独奏二十絃箏のための
  • 耿 ~尺八独奏のための
  • 秘水変幻 ~横笛と二十絃箏のための
  • 沙羅双樹 ~5本の尺八のための

室内楽曲

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  • 2台ピアノのための「波うつ鏡」
  • 八手のための舞曲
  • 2台のピアノのための「水の詩曲」
  • ピアノ連弾のための組曲「乳海攪拌」
  • 断片と反響 ~ピアノ三重奏のための
  • 弦楽四重奏のためのヘテロフォニー
  • 弦楽四重奏曲第2番「光の波」
  • 弦楽四重奏曲第3番「エイヴィアン(鳥)」
  • 弦楽四重奏曲第4番「ヌルシンハ(人獅子)」
  • 弦楽四重奏のための七つの断片と影
  • 弦楽四重奏曲第5番「シェーシャ」
  • 弦楽四重奏曲第6番「朱雀」
  • 弦楽のためのラルゴ ~遠山一行先生の思い出に
  • 弦楽のための 悲のメディテーション
  • 青い龍 ~弦楽四重奏のための
  • ヴィカラーラ ~12奏者と弦楽のための
  • ロプノール(彷徨える湖) ~10奏者のための
  • ケチャ ~6人の打楽器奏者のための
  • ターラ ~6人の打楽器奏者のための
  • マートラ ~独奏マリンバ、独奏ティンパニーと5人の打楽器奏者のための
  • ティンパニ独奏者と5人の打楽器奏者のためのティンパニ協奏曲
  • ペンタ ~5人の打楽器奏者のための
  • 瞑想のパドマ
  • レゴン
  • カーラ
  • エクタール
  • 星辰神楽
  • ヤントラ
  • キトラ ~8台のマリンバのための
  • 太陽の声
  • 月の鏡 ~横笛と打楽器アンサンブルのための
  • デュオローグ ~ティンパニとピアノのための
  • カヤール
  • 氷蜜 ~フルート・ソロのための
  • 龍の笛 ~独奏フルートのための
  • 微睡Ⅰ ~ヴァイオリンとピアノのための
  • 微睡Ⅱ ~オーボエと2本のクラリネットのための
  • 微睡Ⅲ ~クラリネットとピアノのための
  • 迦楼羅 ~独奏オーボエのための
  • 沈黙の秋 ~オーボエとピアノのための
  • ハラーハラ ~アルト・サクソフォーンのための
  • 水の影 ~アルト・サクソフォンのための
  • ラメント ~アルト・サクソフォンとピアノのための
  • マカラ ~クラリネットのための
  • ウトパラ ~クラリネット・ソロのための
  • 樹霊Ⅰ ~2本のクラリネットのための
  • 樹霊Ⅱ ~5本のクラリネットのための
  • 樹霊Ⅲ ~2本のバス・クラリネットのための
  • 悲の河Ⅱ ~クラリネットと9人の奏者のための
  • 水のオーラ ~クラリネットとピアノのための
  • フルート、オーボエと弦楽三重奏のための「悲歌」
  • 無伴奏ホルン・ソナタ
  • ヘイロウス(光輪)
  • 極光
  • 深紅の呪文 ~トランペットとピアノのための
  • アンティフォニー
  • ルドラ ~ユーフォニアムとピアノのための
  • キールティムカ ~ユーフォニアムとマリンバのための
  • 秘儀Ⅵ《ヘキサグラム》
  • 木霊 ~無伴奏ヴァイオリンのための
  • ヴァイオリン・ソナタ
  • 蓮華の光 ~オルガンとヴァイオリンのための
  • 無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番 <呪文>
  • 無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 <霊媒>
  • 無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番 <炎の文字>
  • ラティ ~2台のヴァイオリンのための
  • 無伴奏ヴィオラソナタ第1番 <旋回舞踊>
  • 無伴奏ヴィオラソナタ第2番 <C線のマントラ>
  • 無伴奏ヴィオラソナタ第3番 <キメラ>
  • アムリタ(不死の霊薬) ~ヴィオラのための
  • 波のカノン ~ヴィオラ四重奏のための
  • 8つのヴィオラのための <桜>
  • 瑠璃光の庭 ~ヴィオラ・ダ・ガンバ四重奏のための
  • 独奏チェロのための「悲歌」
  • 雅歌Ⅳ ドローン上のヘテロフォニー
  • リチュアル ~チェロとピアノのための
  • チェロのためのオード
  • カラヴィンカの歌 ~独奏チェロのための
  • チェロと弦楽のための「見えざる河」
  • マナⅠ ~12人のチェロ奏者のための
  • マナⅡ ~女声と5人の打楽器奏者のための
  • メディテーション ~バリトンとピアノと弦楽四重奏のための
  • ソプラノと6奏者のための「受胎告知」
  • 銀の糸
  • 玉響
  • 三つの戯画 ~ギター・ソロのための
  • パドマ ~ギターのための
  • ピパ
  • 薔薇色の谷
  • レジェンド(伝説曲)
  • 幻の鏡像
  • 独奏ハープと弦楽のための「睡蓮」
  • プンダリーカ ~打楽器ソロのための
  • 愛の三つの断片 ~独奏マリンバのための
  • インプロヴィゼーション ~独奏マリンバのための
  • ウォーター・ヴォイス ~マリンバとピアノのための
  • 神籬 ~マリンバと打楽器のための
  • ナタラージャへの前奏曲
  • 繭 ~マリンバと弦楽四重奏のための
  • デュオローグ
  • 雅歌Ⅰ ~ヘテロフォニーの具象
  • 雅歌Ⅱ ~ヘテロフォニーの抽象
  • 雅歌Ⅲ ~ヘテロフォニーの概念化
  • オルガヌムス
  • 光の蜜
  • ニルヴァーナ
  • 黄昏 ~ソプラノ、トランペットとオルガンのための
  • 雅楽 <古鳥蘇> の旋律による瞑想曲 ~2本のクラリネットとアコーディオンのための
  • 木立をめぐる不思議
  • 鳥の歌による幻想曲 ~ヴィオラ独奏のための

ピアノ独奏曲

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  • ピアノ・ソナタ(1972年)
  • 静寂と光(1997年)
  • トリトローペ(1978年)
  • ペンギン組曲(1983年)
  • 鏡像A・B(1986年)
  • ビコーズ(1991年)
  • 星の鏡(1992年)
  • 三つの幻影(1994年)
  • オパール光のソナタ(1998年)
  • タンゴ(1998年)
  • 夜光(1999年)
  • 夢魔(1999年)
  • トッカータ(2000年)
  • アリラン幻想曲(2002年)
  • ヴィシュヌの化身(2002年)
  • 夜の呪文(2003年)
  • 薔薇の変容(2005年)
  • カラヴィンカ(2006年)
  • 神秘の鐘(2006年)
  • パガニーニによる二つのロンド(2006年)
  • スケルツォ・イン・D(2006年)
  • 光の雫(2007年)
  • 白昼夢(2009年)
  • 炎の書(2010年)
  • ピアノのための〈花弁の中で〉
  • サファイア(2019年)
  • 極楽鳥たちへの3つのエチュード(2023年)
  • 古風な舞曲
  • ラ・フォリア
  • ユダヤの祈り
  • シンコペーションダンス
  • タランテラ
  • 勇気のマーチ
  • 秋の想い

合唱

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  • 無伴奏混声合唱のための「汨羅の淵より」(1978)
  • 混声合唱組曲「まぼろしの薔薇」(1984/大手拓次
  • 猫が海へ (/工藤直子
  • 混声合唱組曲「そよぐ幻影」(1985/大手拓次)
  • 女声合唱組曲「秘密の花」(1985/大手拓次)
  • 無伴奏混声合唱のための「式子内親王の七つの歌」(1990)
  • 無伴奏混声合唱のための「大悲心陀羅尼」(1990)
  • 無伴奏混声合唱のための「炎の孤悲歌 -柿本人麻呂の歌に依る-」(1990)
  • 無伴奏女声合唱のための「寂光哀歌」(1992/平家物語による)
  • 混声合唱とピアノのための「水の祈祷」(1994)
  • そして夜が明ける(1994/なかにし礼) - 第61回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲
  • 無伴奏女声合唱のための組曲「祇園双紙」(1995/吉井勇
  • 女声合唱と四重奏のための「『青猫』の五つの詩」(1996/萩原朔太郎
  • 無伴奏女声合唱組曲「浮舟」(1998/源氏物語より)
  • 無伴奏女声合唱のための「炎の挽歌」(2000/柿本人麻呂)
  • 無伴奏女声合唱のための「青色廃園」(2000/村山槐多
  • 無伴奏混声合唱組曲「死にたまふ母」(2000/斎藤茂吉
  • 男声合唱と打楽器のための「かつて信仰は地上にあった」(2000/萩原朔太郎)
  • 無伴奏混声合唱とカウンター・テナー(またはソプラノ)独唱のための「内部への月影」(2001/萩原朔太郎)
  • 男声合唱とピアノのための「輪廻」(2001/萩原朔太郎)
  • 無伴奏混声合唱組曲「蝶を夢む」(2002/中原中也、萩原朔太郎、大手拓次)
  • 無伴奏混声合唱のための「両界真言」(2002/仏教経文による)
  • 同声(女声または男声)三部とピアノのための組曲「永訣の朝]」(2006/宮沢賢治
  • 男声合唱組曲「まぼろしの薔薇」
  • 同声(女声または男声)合唱とピアノのための組曲「夏の庭」
  • 混声合唱とピアノのための組曲「大空の粒子」
  • 無伴奏混声合唱組曲「鳥の国」(2010)
  • 女声合唱とピアノのための組曲「花紅」(2010)
  • 無伴奏同声三部合唱組曲「旅―悲歌が生まれるまで」
  • 女声合唱とピアノのための「アノクダッチ幻想曲」(2012/宮沢賢治)
  • 女声合唱とピアノのための「鈴の響」(/北原白秋
  • 「鎮魂歌―明日―風の中の挨拶」 佐々木幹郎の詩による3つの無伴奏女声合唱曲(/佐々木幹郎)

オペラ

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  • 絵師 ~ソプラノと7人の奏者と4人のダンサーのための
  • 音楽詩劇 不滅の国を求めて
  • 八月の熱い雨
  • エクスタシスへの雅歌
  • 清姫 ~水の鱗
  • バガヴァッド・ギーター ~二人の歌手と打楽器アンサンブルのための
  • ふり返れば猫がいて
  • 中也!
  • 紫苑物語」(新国立劇場委嘱作品、2019年2月初演)
  • デュオ・オペラ「山猫飯店」

電子音楽

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  • オード・フォア・エクスタシス

ディスコグラフィー

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  • 光の蜜~西村朗の音楽I(フォンテック
  • 光の鏡~西村朗の音楽II(フォンテック)
  • 光の波~西村朗の音楽III(フォンテック)
  • 静寂と光~西村朗の音楽IV(フォンテック)
  • 光の鳥~西村朗の音楽V(フォンテック)
  • 西村朗 作品集AKIRA NISHIMURA CMCD-99052(カメラータ・トウキョウ
  • 蓮華化生~西村朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集1】(カメラータ・トウキョウ)
  • 残光~西村 朗:ヴァイオリン協奏曲 第1番【西村 朗 作品集2】(カメラータ・トウキョウ)
  • 迦楼羅~西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集3】(カメラータ・トウキョウ)
  • 時の陽炎~三橋貴風 プレイズ 西村 朗 【西村 朗 作品集4】(カメラータ・トウキョウ)
  • エイヴィアン[鳥]~アルディッティSQ プレイズ 西村 朗【西村 朗 作品集5】(カメラータ・トウキョウ)
  • ヴィシュヌの化身~高橋アキ プレイズ 西村朗 【西村朗 作品集6】(カメラータ・トウキョウ)
  • 西村 朗:魂の内なる存在~西村 朗 協奏曲集【西村 朗 作品集 7】(カメラータ・トウキョウ)
  • 西村朗:メタモルフォーシス~西村朗 室内交響曲集 【西村朗 作品集 8】(カメラータ・トウキョウ)
  • オパール光のソナタ~碇山典子 プレイズ 西村 朗 【西村 朗 作品集 9】(カメラータ・トウキョウ)
  • 西村 朗:秘密~マニの光~西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 10】(カメラータ・トウキョウ)
  • 西村 朗:幻影とマントラ~西村 朗 管弦楽作品集【西村 朗 作品集 11】(カメラータ・トウキョウ)
  • 旋回舞踊─超絶技巧ソロ 佐藤俊介 プレイズ 西村 朗~西村 朗 弦楽器作品集 【西村 朗 作品集 12】(カメラータ・トウキョウ)
  • 西村 朗:オーケストラのための〈蘇莫者〉~大阪センチュリー交響楽団、沼尻竜典【西村 朗 作品集 13】(カメラータ・トウキョウ)
  • 西村 朗 室内楽作品集 ヌルシンハ[人獅子]~西村 朗 室内楽作品集【西村 朗 作品集 14】(カメラータ・トウキョウ)
  • 東京シンフォニエッタ プレイズ 西村 朗 第1集~虹の体【西村 朗 作品集 15】(カメラータ・トウキョウ)
  • 東京シンフォニエッタ プレイズ 西村 朗 第2集~天女散花【西村 朗 作品集 16】(カメラータ・トウキョウ)
  • いずみシンフォニエッタ大阪 プレイズ 西村 朗~沈黙の声【西村 朗 作品集 17】(カメラータ・トウキョウ)
  • インデアミューレ+いずみシンフォニエッタ大阪 プレイズ 西村 朗~四神【西村 朗 作品集 18】
  • アルディッティSQ プレイズ 西村 朗~シェーシャ[聖蛇]【西村 朗 作品集 19】
  • ブルーノ・カニーノ プレイズ 西村 朗(カメラータ・トウキョウ)
  • ケチャ…彩色打楽~西村 朗 作品集/パーカッション・グループ 72(カメラータ・トウキョウ)
  • カール・ライスター プレイズ 西村 朗(カメラータ・トウキョウ)
  • 西村朗作品集 第1巻 / 当間修一・大阪ハインリッヒ・シュッツ室内合唱団ほか(大阪コレギウム・ムジクム)

出演

[編集]

脚注

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出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g コトバンク.
  2. ^ a b 作曲家の西村朗さん死去 現代音楽で世界的活躍、N響アワー司会も」『朝日新聞デジタル』2023年9月11日。2023年9月11日閲覧。
  3. ^ @nhk_classical (2023年9月12日). "NHK CLASSIC". X(旧Twitter)より2023年10月22日閲覧 "最後のご出演となった10日放送「現代音楽100年のレガシー 第10回 ラヴェル(2)」は、7月に収録しました"
  4. ^ 光の雅歌 西村朗の音楽 pp. 220-221
  5. ^ 秘儀 全曲演奏会”. pbs.twimg.com. twimg. 2020年2月15日閲覧。
  6. ^ 作曲家の西村朗さん死去 69歳 日本音コン委員長、N響アワー司会」『毎日新聞』2023年9月11日。2023年9月12日閲覧。
  7. ^ 指揮者の飯森範親さん「故・西村朗さんに生を学んだ」 思い出を語る」『毎日新聞』2023年9月16日。オリジナルの2023年9月20日時点におけるアーカイブ。「西村さんが手がける新しい「ピアノ協奏曲」は全3楽章の構想で、先に第2楽章のみ書かれていた」
  8. ^ 平成25年秋の褒章受章者(東京都)” (PDF). 内閣府. p. 3 (2013年11月3日). 2014年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月28日閲覧。
  9. ^ 【演奏曲目変更のお知らせ】2024年1月27日(土)第162回定期演奏会”. 一般社団法人パシフィックフィルハーモニア東京 (2023年10月6日). 2023年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ2023年10月11日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 「皿の上のかたつむり」(『音楽芸術』第40巻第1号 - 同巻第12号所収、1982年)ほか、音楽之友社刊『音楽芸術』への1970年代末から1980年代までの作曲者本人の寄稿
  • 西村朗、沼野雄司『光の雅歌――西村朗の音楽』春秋社、2005年5月、ISBN 9784393934739
  • 西村朗『作曲家がゆく――西村朗対話集』春秋社、2007年5月、ISBN 9784393935163
  • 西村朗『クラシックの魔法――スピリチュアル名曲論』講談社、2008年10月。ISBN 9784062150590 
  • 湯浅譲二、西村朗『未聴の宇宙、作曲の冒険』春秋社、2008年11月。ISBN 9784393935361 
  • 井阪紘、西村朗『音楽の生まれるとき――作曲と演奏の現場』春秋社、2010年8月。ISBN 9784393935446 
  • 西村朗『曲がった家を作るわけ』春秋社、2013年7月。ISBN 9784393935798 
  • "西村朗". デジタル版 日本人名大辞典+Plus. コトバンクより2023年9月11日閲覧

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
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