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== 概要 ==
[[1950年代]]に入ると[[ソビエト連邦軍|ソ連軍]]の戦車開発を管轄するGABTU(装甲車輌総局)は、新世代の[[戦車砲]]と対戦車[[砲弾]]である、[[滑腔砲]]と[[APFSDS]](装弾筒付翼安定徹甲弾)の開発に着手、これを搭載する次期新型[[戦車]]「オブイェークト430」及び(これは中止)及び「オブイェークト432」(これが後の[[T-64]])の開発を[[ハリコフ機械製造設計局]]に発注した。新型戦車砲及び[[徹甲弾]]の開発は順調に進んだが、新機軸を盛り込んだ「オブイェークト432」が失敗した場合の保険として、やや性能は劣っても新機軸を盛り込まない、安全確実な従来技術による'''オブイェークト140'''」の開発を[[ウラル車輌工場]]に発注し、量産中の[[T-55]]にこの砲システムを組み込んだ改良型の開発計画が立てられた。これが後のT-62となる。
 
この計画はT-55を設計した{{仮リンク|レオニード・カルツェフ|ru|Карцев, Леонид Николаевич}}技師の設計チームが担当、[[1957年]]には最初の試作車「'''オブイェークト165'''」が完成した。T-55の流れを汲むがより真円に近く平たい形態の全周旋回式[[砲塔]]に、第9工場(火砲)設計局開発の[[D-10 100mm戦車砲#D-54|100 mmライフル砲 D-54TS]]を搭載した。D-54TSには発砲後空薬莢を砲塔後上面ハッチより自動排出する機構が備えられていた。
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